クリニックブログ

2015.06.19更新

日本では2年前よりピロリ菌感染のある萎縮性胃炎に対し、除菌治療が保険適応となりました。胃癌予防の観点から除菌者は増加すの一途を辿っていますが、患者さんから最近よく質問を受けるのが除菌後の再感染についてです。そこで最近の知見をお話いたします。現在の日本は水道事情が良くなり、井戸水を引用で使用している人はほとんど無くなりましたので(特に若い世代)、再感染はまずないと言えます。しかし、1年以内に再発した場合は、再感染というよりも除菌判定が偽陰性だったための除菌失敗が理由だそうです。従って、除菌したからといって安心はできないそうなので、1年後に再検をするのが望ましいそうです。一方、除菌後1年以上経ってからの再陽性は新たな感染をしたと考えられます。井戸水を飲用にしていたり、海外のピロリ菌汚染地域で生水を飲んだりすると感染することがあります。ただし、家族間では普通の接触をしている限りでは感染しませんのでご安心ください。当院では尿中ピロリ抗体の迅速検査(約20分)を行っています(自費で2000円(税抜))ので、どうぞお問い合わせください。

投稿者: みなと芝クリニック

2015.06.01更新

ストレスの多い日本の環境に加えて、食習慣の欧米化などで最近富に過敏性腸症候群の方が増えているようです。ご存知のように、過敏性腸症候群は大きく分けて、便秘型、下痢型、便秘と下痢を交互に繰り返す交替型がありますが、それぞれ粘液便を伴うもの、ガスが異常に発生するものが含まれます。先日、イリボーという男性の下痢型過敏性腸症候群にしか適応のなかった治療薬が、女性にも適応拡大されたというニュースがありました。女性で本疾患でお悩みの方に朗報ですね。また、自分の腸内にいる細菌を調べることによって、生活のどういう点に注意したら良いかが分かるようになってきました。昨日のテレビ番組でも芸能人の善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合を調べて解説していました。当院でも調べることができますので、イリボーの相談も兼ねていかがでしょうか。

投稿者: みなと芝クリニック

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