クリニックブログ

2020.04.09更新

前回の補足となりますが、アンギオテンシンII受容体AT1拮抗薬はACE2受容体を増加させる作用のあることが報告されています。ある研究者はACE2受容体が増えると、新型コロナウィルスがACE2を介して感染するリスクが増加するのではないかと述べていますが、これら降圧剤服用者に感染者が多いという証拠は今のところありません。ACE2受容体は元々子供に少なく、年齢とともに増加し、女性よりも男性に多いとされています。糖尿病や高血圧の方にもACE2は多く発現していると言われています。従って、高齢の男性で特に糖尿病や高血圧のある方は、新型コロナウィルスに感染しやすく、重症化しやすいといえます。欧米の循環器系学会はアンギオテンシンII受容体AT1拮抗薬は心肺系の合併症の発症を抑える働きがあるため、内服されている方は中断することなく継続されるように声明をだしていますので、どうぞご不安なく生活してください。

投稿者: みなと芝クリニック


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