クリニックブログ

2017.09.04更新

お味噌は1300年以上も前からある日本を代表する発酵食品で、健康や長寿に良いことが知られています。しかしながら、お味噌は食塩の過剰摂取につながるということで、高血圧や脳卒中の危険が高まると考えられてきました。しかし、今年の7月にその考えを覆す研究結果が広島大学から発表されました。お味噌には含まれる塩分の影響を減弱させる成分があり、高血圧や脳卒中の発生率を下げる効果がわかってきたのです。今までは塩分を控えるためにはお味噌汁の摂取回数を減らすように指導してきました。およそお味噌汁一杯には1~2gの塩分が含まれると言われていますので、一日一杯にすれば2~4gの減塩となり、日本人の塩分平均摂取量を11gとすると、約7~9gの塩分摂取量になります。ほぼ推奨される塩分摂取量程度になります。もし、お味噌の塩分は気にしなくていいとなりますと、その他の塩分の多い食材や食事(醤油、漬物、魚の干物など)を制限しなければなりませんが、どの程度制限すればいいか、目安があいまいになるので難しくなります。塩分以外のお味噌の成分だけを摂れるといいのですがね。追伸 お味噌は熟成が良いそうです。

投稿者: みなと芝クリニック

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