クリニックブログ

2017.04.07更新

働き方改革が話題を呼んでいます。過労死を防ぐため、ブラック企業に対する取り締まりなどですが、職種や仕事内容でその考え方はだいぶ変わると思います。医師のように経験や技術を積むのがよりいい医師として評価される場合は、勤務時間を厳しく制限するとよりよい医師の育成を阻んでしまう結果になりかねません。医師の場合は患者さんがあっての職業ですから、私が研修医の頃は少しでも長く病院にいて、多くの患者さんを診るのが、よりいい医師というか医師として大成する近道であると信じていました。もちろん、長く病院にいればいいというものでもありません。効率が良ければ同じ時間を費やしてもより多くの経験や技術を習得できます。しかし、患者さんは夜中でも発生しますし、その場に居合わせなければ経験はゼロになります。ある程度マスターした後であれば、その限りではありませんが、若い研修の時でしか体験できないこともあります。そのチャンスをみすみす逃してしまうのはもったいない話です。ですから、法律などで決めないで、本人の自由選択の余地を残すべきではないでしょうか。最終的には仕事のできる人、使える人が信頼されて仕事を任せられるのです。そこには仕事に対する責任が発生しますので、責任感の有無も大事といえます。経験豊富な腕のいい医師がやっぱりいいですよね。

投稿者: みなと芝クリニック

  • クリニックBLOG
  • お問い合わせ
  • Doctor's File ドクターズファイル vol.3154 川本 徹院長