クリニックブログ

2016.09.06更新

リオオリンピックでジカ熱が話題になりましたが、感染者が日本人でもポツポツ出始めています。アメリカでは感染が拡大しているというニュースも流れてきました。このウィルスに対するワクチンはまだ研究段階です。実用化が急がれていますが、先日、武田薬品工業が米国のNIH(保健省)からワクチン製造の依頼があり、補助金が交付されました。武田のMRさんに聞きますと、まだ作製には着手していないそうです。ところが、ついこの間、千葉県衛生研究所がジカ熱に感染した日本人からウィルスを分離したと発表があり、大阪と熊本のワクチン製造メーカーに提供したというニュースがありました。大阪は阪大微研、熊本は化血研です。化血研はワクチン製造法に国の基準違反があり、今年の5月6日に営業停止処分が解除されたばかりです。熊本の震災で製造能力が低下し、今年のインフルエンザワクチンが間に合わないということで、他社にワクチン製造の負担を強いている状況で、新しいワクチンの開発が安全性を担保してできるのでしょうか。マスコミも「熊本の」としか伝えておらず、名称を伏せたのはなぜでしょうか。やましいことがあるのでしょうか。何か利権がからんでいるような気がしてなりません。医療者としてこれからの動向を注視していきます。

投稿者: みなと芝クリニック


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