クリニックブログ

2015.07.28更新

新国立競技場の件で大変もめていますが、デザインを決定された建築デザインの専門家は、建設にかかる費用や維持費は専門家ではないのでわからないし、考えもしなかったような内容の発言をしていました。これを医師と患者さんで置き換えてみますと、たとえば消化器外科の専門医が手術することだけ考えて、患者さんの負担する費用やその後の生活のことはわかりませんというのと似ているなと思いました。もちろん、病気を治すことが第一ですから、命に関わることなら仕方がないので、新国立競技場とは比較にならないと言うかもしれませんが、命に関わらないレベルの治療においてもそう言えるのでしょうか。私はそうとは思いません。患者さんの背景も考えながら最良の治療法を選択することが、本当の専門家ではないでしょうか。「木を見て森を見ず」という格言を散々聞かされているにも関わらず、木しか見ない専門家が多すぎるような気がします。私はそういう意味も含めて、診療科を多岐にわたって患者さんを診ることを心掛けています。専門家のいうことに少しでも疑問を感じたら、是非ご相談ください。

投稿者: みなと芝クリニック


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