クリニックブログ

2014.10.16更新

エボラ出血熱の二次感染がアメリカで発生し、世界は戦々恐々とした様相となっております。富士フィルムグループの富山化学工業(株)は鳥インフルエンザに有効なアビガンという抗ウィルス薬を開発しましたが、このアビガンはRNAウイルスの増殖に深く関るRNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することにより、RNAウイルスの増殖を抑制します。従来のインフルエンザ治療薬であるノイラミニダーゼ阻害剤(タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ)やM2蛋白阻害剤(シンメトレル)とは異なる作用を持つことから、鳥インフルエンザや耐性インフルエンザウイルスに対して効果が期待されています。エボラウィルスもインフルエンザウィルスと構造が似ているため有効ではないかと期待され、既に感染者への投与が始まっています。安倍首相はオバマ大統領とこの薬剤の供給協力をすることを決めました。日本の技術が世界に貢献するチャンスが再び訪れました。アビガンの有効性はまだ証明されていませんが、回復した患者さんがいるようです。日本国民がこの薬剤の恩恵を享受できることを望みます。

投稿者: みなと芝クリニック


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